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犬にも認知症(痴呆)があるの?

2018年12月8日

犬にも認知症(正式には認知機能不全症候群)があります。認知症は、脳の老化により、認知レベル、刺激に対する反応、学習能力、記憶能力、などに異常をきたす病態で、1112歳の犬の約3割、1516歳の犬の約7割で何らかの認知能力の低下がみられるとされています。具体的な症状としては、性格の変化、活動性や交流の減少、無意味な吠え、無目的な行動、昼夜の逆転、姿勢や歩行の異常、食欲や飲水の変化、排泄の失敗、などがみられます。診断は、問診・身体検査・神経学的評価による特徴的な症状の有無の確認と、類似する病気の除外によって行います。認知症は治ることはなく進行していく病気ですが、進行を遅らせたり、症状を緩和したりといった対応を考慮します。ケアとしては、犬との関わり方の改善、生活リズムの改善、生活環境の整備、補助食品や薬の利用、などを行います。末期の場合は、介護方法の指導や、困った行動を薬で抑えることなどが中心のケアとなります。注意点として、認知症の初期症状が別の病気と類似する場合があるので、診察を受けた上で適切なケアをしてあげましょう。※「シニア犬に多い病気」のページも一緒にご参照ください。